初のオンライン開催。JINS KEKKIKAI2020の裏側をレポート!
REPORT2020.12.16
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JINS KEKKIKAI 舞台裏を直撃!
「JINS KEKKIKAI 2020」当日、東京飯田橋本社29階会議室に、特設中継スタジオを設置。
まるでテレビ中継のような本格的なセットが準備されました。
本番2時間前からリハーサルがスタート。
今回の決起会は、日本国内だけでなく、中国、香港、台湾、アメリカ、フィリピンにもWEB上でライブ配信!
リハーサルから各国との配信状況のチェックや、画面切り替えなど、準備にも余念がありません。
世界各国に決起会の様子を配信するために、会場には本格的な翻訳ブースを設置。
中国語、英語の通訳の方が決起会の様子やインタビュー内容を同時通訳し、ライブ配信されました。
また、新型コロナウイルスに対する感染予防対策も万全です。
会場入口では入場者に検温、消毒など念入りに行いました。
いよいよ本番!
出演者も揃い、緊張感が漂う中ついに本番がスタート!
司会は元NHKアナウンサーの堀潤さん。
決起会開始前の前説、休憩中の中説は、人事戦略部人材開発グループの太田さんと未来価値創造本部コーポレート・コミュニケーション部の岡田さんが務めました。
本番ではまず、33期、JINSのビジョンである「Magnify Life」の実現に向けてもっとも活躍した店舗、クリエーター、組織を称える表彰式「JINS KEKKIKAI AWARD 2020」が行われ、各地からは、たくさんのコメントがチャットで寄せられました。
続いて、33期の振り返りと34期の方針が事前に制作された動画と共に、各地域の代表がプレゼンテーション。
寄せられた投稿コメントや質問は随時紹介され、経営陣がその場で質問に回答するなど、リアルタイムにコミュニケーションを取り合える、臨場感ある決起会となりました。
関係者インタビュー
司会:堀潤さん
私はこれまで主に経済ニュースを担当していたこともあり、メディアの人間として、JINSという会社がコロナ禍のなかでどのような試行錯誤をし、そこからどのような知見が生まれ、Actionを起こしてきたのか大変興味がありました。決起会に参加させていただき、各国の取り組みを拝見させていただきましたが、厳しい選択を迫られる中、社員一人ひとりが、「人材を何よりも大切にする」という経営者の想いに応えつつ、さまざまなことにチャレンジし、innovativeな取り組みをしてきたことに大変感動しました。それぞれの取り組みは、次の時代への財産となるはずです。そして、JINSのように、民主的で多様性を大事にする価値観をもち、持続可能な活動ができる会社は必ず伸びると確信しました。ニュースを伝える立場としても、JINSの取り組みや考え方をもっと広く多くの人に伝えたいと感じました。
制作・運営進行:株式会社タノシナルさん
今回は、世界中のJINSスタッフの皆さんに、スタジオのライブ感を伝えながら、「つながっている」という実感をもっていただくことがポイントでした。いろいろと不安もありましたが、無事にライブ配信することができましたし、チャットによる投稿もたくさんの人からお送りいただけたのでほっとしました。とくに苦労したのはエンディング動画の作成です。約3000人の方々をいろいろなパターンで撮影し、一つの動画につなげる作業は最後まで難航し、完成したのは前日の深夜(笑)。しかし、JINSらしさが表れたよい映像になったと思います。JINSさんと今回一緒にお仕事をさせていただき、コンセプトワークをしっかり立てる会社だなという印象をもちました。一つひとつの作業も何のためにやるのか、しっかりコンセプトを立てて伝えてくれるので、目的や向かうべき方向が明確になり、楽しんで仕事をすることができました。
配信・投稿システム担当:
IT経営改革本部 グローバルITインフラグループ 布袋さん、神崎さん
大きなトラブルもなく無事に本番が終了し、ホッとしています。想定されるあらゆるトラブルに対して予測を立てて事前に手を打っておいたつもりですが、世界各国とオンラインでつながるという初めての取り組みだったのでやはり不安もあり、最後の最後までヒヤヒヤでした。とくにラスト30分は時間が長く感じましたね(笑)。動画配信は通信量が多く、社内の回線を使うと店舗運営に支障が出る可能性があったので、この決起会に合わせて独自の配信基盤を構築しました。配信先サーバーのダウンやネットワークトラブル、配信機材の故障...などなど、あらゆる可能性に備えて設計とテストを繰り返しました。特にネットワークの安定性と品質にはこれでもかというほど気を配りましたね。中継のテストやリハも数えきれないくらい実施しました。途中心が折れそうになることもありましたが、後藤さんをはじめ決起会運営メンバーの皆さんの高いモチベーションと働きぶりに刺激を受けてここまでくることができました。今はこのような画期的な決起会を成功させる一翼を担うことができ、大変うれしく思っています。
プロジェクト統括:
未来価値創造本部 ブランドマネジメント部 後藤さん
コロナの感染拡大を受け、オンライン配信で決起会を開催すると決まった時は正直戸惑いましたが、「仕方なくオンライン」ではなく「オンラインだからできる」をキーワードに企画を進めていきました。
さらにリアルの決起会なら参加者500名程度が、オンラインだとライブで総勢1000名強が視聴可能。アーカイブ配信も考えると総勢5000名もの全世界の社員が視聴できます。視聴人数が多ければ多いほど、その気持ちを大きく揺れ動かして次の行動に繋げるものにしなければ、社員の皆さんの時間をもらう意味がありません。社員の気持ちを大きく揺れ動かすものになるよう、テレビ番組のような構成とクオリティ、全員が参加できるインタラクティブな決起会を作り上げていきました。
オンラインでの決起会は、リアルの決起会に比べて準備が3倍は大変でしたが、数えきれないくらい多くの皆さんのご協力があり、無事に本番を終えることができました。終了後のアンケートでは過去最高の満足度をたたき出すことができ、全世界の社員の皆さんの気持ちが一つになり、その心に想いを届けられたと思うと嬉しいです。来年はもっと新しくて面白い決起会を目指します。